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おおきな原野のちいさな家 › 憲法について › 青空と暮らしと,そして憲法

2008年05月20日

青空と暮らしと,そして憲法

原野に緑が戻ってきた
見慣れたはずの青空と白い雲さえ
優しく見えるのは
季節のせいだけではなく
人の社会が今あまりにも
みにくく、そして、かなしく
変貌しているからか・・・・

青空と暮らしと,そして憲法

新聞に私の投書が掲載されました。

五月三日憲法記念日の日、釧路市内で憲法九条を守り広める集いが、「憲法第9条の会・オーバー釧路」によって催されたので参加してきました。会場からは、後期高齢者医療制度や,石油をはじめとする物価の高騰など、日々の生活に苦しめられる市民の方からの切実な発言が多数聞かれました。憲法九条とこうした市民の声は、一見何の関係もない発言に思われがちです。けれども、憲法九条を変えようとする動きが加速しているのと、私たちの暮らしが悪くなっていくのが同時に進んでいるのは、けっして偶然ではないと思います。
憲法九条は,戦争という暴力を否定した決めごとですが、その憲法9条を変えるということは、戦争という暴力を認めてしまうことです。そして、今まさに私たちの暮らしに襲いかかっているのも、法律や制度の名を借りた暴力そのものではないでしょうか。軍事力と言う暴力を許してしまうことは、その同じ暴力の矛先が私たち市民にも向けられてしまう危険性を,同時に許してしまうことなのだと現状は証明しているのだと思います。そして、それは憲法九条を守ることが、たんなる反戦運動なのではなく、私たち市民にも向けられることさえもある、あらゆる暴力を否定し、人間が人間らしく生きられるための行動でもあると気付かせてくれます。
北海道サミットが間近に迫り,政治のやりかたを非難する事自体が,テロリストとされつつある中、平和運動さえも危険視され監視されていると聞きます。そんな中で,多くの人々が自分で判断することを止め,思考を停止しています。そして、そのことが、これほど生きること自体が大変な社会を作ってしまったのでしょう。やはり思考を停止してはならない、黙っていてはならないのです。私は自分の暮らしと老後を、そして子どもたちの未来を守るために、おかしなことには、おかしいと声を出し続けていこうと思っています。



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Posted by kokemomo at 08:55│Comments(0)憲法について
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